刀剣指南ブログ開設の経緯
コレクション情報の村上です。
山梨での展示会の時でした。
あるお客様から刀剣用語について五十項目にも及ぶ質問を受けました。
驚きと共に私共の説明が全く不十分であったことを知らされ、このブログを立ち上げることに致しました。
日本刀として完成を見た鎌倉時代から、日本刀の鑑定家は存在したと言われていることから、刀の状態や出来映えを表現する言葉が既に生まれていたと考えられます。そして、長い歴史の中でその表現はほぼ変わらず現在に至っています。
刀剣に関する言葉や独特な表現を理解することにより、刀剣を見ずしてその状態や出来映え、魅力を思い描くことが出来るようになります。
もちろん、手に取り実際に見ることに越したことはありませんが。
日本刀の変遷や歴史を学ぶことは、正に日本の歴史を学ぶことに等しいと思います。
では、これから、ご質問の多い言葉や、日常語では中々使わないような刀独特の表現を出来るだけ簡単に分かり易く、図や写真も交えてお伝えしたいと思います。
コメント