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志津兼氏の里を訪ねて

 正宗十哲の一人と云われる志津三郎兼氏は、何故この地美濃国志津で鍛刀したのでしょうか。どうして養老山脈の人里離れた山深いこの地に移住してきたのでしょうか。そんな思いを胸に、今回の旅は志津三郎兼氏の里、岐阜県南濃町志津から養老町直江を訪...
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写真と押形で観る「丁子刃」の世界

今回はご質問をいただきました、丁子刃の魅力についてお話しましょう。 丁子刃とは、刃文が曲線で起伏し乱れの頭の部分が丁子の形を呈している刃文のことです。丁子とは熱帯産の丁子の実のこと、日本でも奈良時代から香料や薬として輸入されていた貴...
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刀の地肌を写真付きで解説

今回は刀の基本中の基本「地肌」についてお話します。刀身を見てまず一番初めに目にするのは「地肌」です。刀身の大部分を占めるのは地肌であり、産地や刀匠、どの流派に属するものかを判断する決め手となるのも「地肌」です。特に古刀ではその鍛え肌「地肌...
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吉備中山の里を訪ねて

 日本で最も古く鉄の営みのあった里、吉備、そこには、まだ充分に研究されていない鉄の文化の源がある。それは、古備前より、古青江よりも遥か昔の神々の時代から始まるのである。  岡山駅から吉備線に乗り、車窓に吉備の山々を眺めて十分ほど...
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金筋・稲妻を写真で解説

梅雨の頃、暑い日もありますが、やはり湿度は上昇気味な季節です。 刀身の状態はいかがでしょうか。晴れた日に様子を見てみて下さい。やはり、一年の中で最も錆びが発生しやすい季節です。拭い布や拭い紙で軽く拭き、打粉を打たずとも薄く刀剣油で表...
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天嶮の城、岩村城

明るい陽ざしを受け、生のエネルギー溢れる新緑の山々が車窓に眩しい。山間をゆったりと走る単線から小さな駅に下り立った。  今回の旅は、岐阜県恵那の山奥に近世の山城の外郭を現存させる貴重な山城、岩村城を訪ねた。  岩村城は文治元年(18...
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鉄の魅力について

日本刀は玉鋼と言われる鉄の中でも最高のもので造られている。日本刀の魅力は鉄という素材の強さ美しさであると言っても過言ではない。 製鉄の起源 では鉄はいつ頃どのように日本に伝わり、崇高なる鉄として日本刀という形になったので...
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刀剣旅日記 第4回

古刀山城の地、粟田口を訪ねて 古刀発祥の地である粟田口は、京七口の一つ、中部、北陸路から京への入り口、いわば街道の要衝の地であった。めざす粟田口界隈は名工三条宗近、粟田口吉光等、古刀期における山城の数多な名工を生んでいる。平...
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刀身彫りの世界

刀身に彫られた彫刻、刀身彫りの世界 うららかな春の季節になりました。 今回は刀身に彫られた彫刻、刀身彫(とうしんぼり)についてご紹介します。 世情穏やかならぬ昨今ですが、鎌倉の昔から、様々な願いや思いを込めて、色々な図柄...
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刀の疵を徹底解説‼

今回は、お問い合わせフォームから刀の疵についてのご質問がございましたので、イラストと共に解説いたします。 日本刀の疵には様々なものがあります。画一的に工業生産されたものではありませんので、色々な欠点といわれる現象が現れる場合や何百年もの年...
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